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2024年2月1日
港区青山・上野の結婚相談所「サンマリー東京」代表カウンセラー蜂巣直子です。
先日、ご成婚された2人の女性の成婚インタビューを済ませ、カフェで原稿の執筆をしていた時の話です。
にわかにお店が騒がしくなり、隣のテーブルに70代とおぼしき女性4人組が何やら書籍について情報交換を始めました。
ひとりの女性が、
「最近読んだ本だけど『どうせ死ぬんだから』、これいい本よ~」
何ともインパクトあるタイトルに、私もつい興味をそそられます。
女性はこう続けました。
「これ読んだら、やろうって気になったわ」
興味を抑えきれず執筆を中断した私は、こっそりとGoogle検索で本のタイトルを入力しました。
『どうせ死ぬんだから』
これは高齢者診療をする有名な精神科医が書いた本で、
人はいつか死ぬ日が来るのだから、後悔せずに幸せな最期を迎えよう、という書のようです。
クチコミ評価もかなり高い本でした。
ざっとネットに掲載されている本のあらすじを読んだあと、ふと成婚した会員様のインタビューで2人が語っていた内容を思い返しました。
実はご成婚された2人とも、婚活をはじめる前は性格的にとても臆病なところがあり、ともすると一生後悔する結果になっていたかも知れないと感じていたそうなのです。
一人目の女性はこう言いました。
「結婚に憧れがありながらも、1年間何もせずただ悩みました」
もう一人もこのようにお話ししていました。
「面談後も4ヶ月悩み続けて、活動を始めたのは5ヶ月後でした」
その2人にさらにお話しを伺ったところ、悩んでいた行為は無駄な時間だったと振り返っており、なぜ早く行動に起こさなかったのか反省しているとの事でした。
ご成婚されたお2人ともまだ30代とお若かったので、たかが婚活、たかが年齢を重ねるといった程度の話で済んだわけなのですが、
(もちろん年齢が上がるほど活動のやりやすさも変化が伴うというリスクは承知の上で)
70代ともなると、1日1日の生き方は30代とは比べ物にならないほど大切なものになり、愛おしいものになるのではないかな、と思いました。
すこし話は変わりますが、私の好きな格言の中で
「明日死ぬかのように生きろ」
があります。
かの有名なガンジーの言葉です。
高校の頃、私はずっとこの先も会えると思っていた大切な人を突然失い、二度と会うことができなくなったという苦い経験があります。
なぜあの人に笑顔を向けて、ちゃんと言葉にして伝えられなかったんだろう。
もう二度と会えなくなると分かっていたら、私は同じような事をしただろうか。
その時、
行動しない後悔ほどくだらないものはない
事を思い知り、深く自分を責めました。
あの時の後悔の念は私の中で信念という形に変化を遂げ、今では夫婦生活であったり婚活のサポートにも活かしています。
・・ちなみにガンジーの言葉ですが、本当は「明日死ぬかのように生きろ」の後に「永遠に生きるかのように学べ」と続くのが正式な格言として広まっています。
しかし私は昔から勉強が大嫌いだったので(笑)、後半の部分はあまり心に響かず。
私もあまり人に偉そうなことを言えるような人間ではありません。
でも、考えてみてください。
今の平穏な日常は、明日には失われるかもしれない。
健康でいられるのは今日までかもしれない。
元気なあの人に笑顔で会えるのは、これが最後かもしれない。
20代30代に死生観の話はすこし早いかもしれませんが、しかしどんな人もいつか必ず死は訪れます。
そんな死生観を突きつめてみれば、
悩むより幸せのために動いてみよう!
という考え方に切り替わるはずと思い、今回はカフェでたまたま出会った70代女性の話しをヒントにブログを書かせていただきました。
婚活を始めるなら、その時がまさに一歩踏み出す今がチャンスです。
あなたも幸せな結婚を手に入れる一歩を、私と踏み出してみませんか?