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婚活カウンセラーが、つれづれなるままに日々思っている事を書き記したブログです。
2021年11月16日
みなさん、こんにちは!
IBJ加盟店 港区青山・上野の結婚相談所「サンマリー東京」代表カウンセラーの蜂巣直子です。
真剣交際の時に、たびたび会員様から
♠♥「お相手の親へのご挨拶は、成婚退会後(プロポーズ後)でも良いですか?」
との質問を受けます。
退会してからじっくりと二人で、と考えている方が多いからなのかもしれません。
もちろん、ルール上は成婚退会後のご挨拶でも全く問題ありません。
なぜなら、私たちカウンセラーはあくまでも「成婚」のお手伝いをするのが仕事なのですが、IBJの定義する成婚の意味合いは「結婚の口約束」、つまり「プロポーズ」が大前提となり、親への挨拶は必ずしも必要ではないからです。
ですが、「結婚というゴールまで安全に進めたい」という中長期的な視点で考えると、ご挨拶はやはりプロポーズ前を推奨します。
その理由は3つです。
1は、まともなご両親でしたら問題無いのですが、ここでは少々ネガティブな話をしたいと思います。
例えば、挨拶をすることで過剰に二人の今後の生活に干渉してくる親など「子離れできていない」親について知ることが出来るだけではなく、実は自分が結婚しようとするお相手が「親離れできていない」場合も、ここではっきりと分かるからです。
この「親子の共依存」関係を目の当たりにして、婚約を解消する事もなきにしもあらず、です。
しかし、プロポーズ後の挨拶となると、退会後なので結婚相談所のシステムも使えないしサポートも受けられません。一番重要な局面であなたは独りぼっちになるのです。
2はご本人の精神的負担についてのメリット。
3は時間をかけることにより、親御さんの心の整理ができるというメリットについてです。
共通するのは、挨拶の重みや覚悟が、プロポーズ前と後とでは全く違う、という事です。
では具体的に。プロポーズ前なら、
♠♥「私たち、真剣にお付き合いさせていただいています」
という比較的サラッとした挨拶で済みますが、
例えばプロポーズ後に、いきなり初対面での挨拶は
♠♥「私たち婚約しました。〇〇さんと一緒になりたいです!」
とかなりディープな内容となり、双方の心理ストレスも含め、かなりハードルが高くなります。
それだけではありません。
結婚という大切な決断を、プロポーズ後の「事後報告」という形で突然パートナーを引き合わせることに対して、お相手ご両親からかなり警戒されてしまう傾向があります。
親御さんの中にはいきなりの挨拶に対し、
「無礼な人だな」
と拒絶を示す方も少なからずいることも理解しておきましょう。
もちろん、結婚相談所としては、両親への挨拶は必須ではないため、あくまでもおふたりの意見を尊重しております。
しかし以上の理由もあって
「挨拶はプロポーズ前に済ませ、まずはお相手の親に納得、安心、覚悟してもらう」
が、結局は確実な道だという事で、「プロポーズの前にご挨拶」がポピュラーとなっているのです。
これは大事な一生のことですので、ぜひベストのタイミングと、ベストな行動をとっていただきたいと思います。
ちなみに....、婚活者を脅すようで大変恐縮なんですが、
ご成婚は、最後まで気を抜くことはできません。(これホント)
今は全て大丈夫だと思っていても、意外なところでのつまづきが起こりえるのです。
サンマリー東京では、徹底的なサポートと地道な成功法を貫き、さらには法令順守、IBJの規定順守で会員様の伴走者として幸せのゴールまで走ってゆきたいと思っています!