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婚活カウンセラーが、つれづれなるままに日々思っている事を書き記したブログです。
2023年5月18日
みなさん、こんにちは!
IBJ加盟店 港区青山・上野の結婚相談所「サンマリー東京」代表カウンセラーの蜂巣直子です。
もうかなり前になりますが、女性会員様のお話です。
31歳、ハキハキとした性格と可愛らしい容姿で、一見するとすぐにお相手が見つかりそうなタイプの女性でした。
やる気のある方で、お見合いはいつもコンスタントなペースで行われていました。
2年在籍をしており、振り返れば80人近くの男性とお見合いをしたでしょうか。
しかしその結果、誰とも交際へ進むことはありませんでした。
なぜ、うまく婚活が進まなかったのでしょう?
彼女はお見合い後、交際お断り確率はなんと90%。
会った男性に対して、ほぼお断りを出していると言っても過言ではありません。
ちなみにIBJ会員のお断り確率は平均30%(平均交際率35%から算出)なので、数字でいえば普通よりも3倍お相手に厳しい、という事になります。
そして、たまにですが10回に1回の割合で交際希望を出すこともありました。
ここで普通の会員様でしたら、交際希望のコメント欄に良い事を書いてもらい、その言葉を私が先方相談所へ送って、お相手へプッシュしてもらっています。
「楽しかったです、またお会いできたら嬉しいです」
「お気遣いいただき嬉しかったです」
「価値観が合うなと思いました」等々...
しかし、彼女の場合は違いました。
「とりあえず(交際希望を)出しておきます」
仕方なく交際希望を出したようにも受け取れる、ずいぶんと上から目線のコメントではないでしょうか。
もちろん、こんなコメントを私からお相手相談所へ送るなんて出来ません。
そして、わずか10%という彼女から選ばれし男性からどんなお見合い結果が来るかというと...
全て「交際お断り」だったのです。
お相手相談所にお断りの理由を尋ねると、
「やる気が感じられなかったそうです」
というコメントが毎回届きます。
せっかくのお見合いの場なのに会話には乗らず、笑顔やあいづちもなく、婚活に相応しくない態度だったようでした。
このお見合いに付き合ってもらった男性に、私も正直申し訳ない気持ちになります。
彼女との面談では、いつもこんな話をしていました。
「お相手の良いところを探すクセを付けようね」
「せっかくのご縁、楽しい時間をあなたから提供してあげてね」
何度もマインドセットを試みましたが、最後まで彼女が変わることはありませんでした。
活動をはじめて2年がたった時、彼女から連絡がありました。
「どうやら私に合う男性は、IBJにいなかったようです」
そして、結婚相談所を去ってゆきました。
恐らく、彼女は最後まで「選ぶ」ことしか考えていなかったようです。
しかし、婚活での基本は「選ぶ」のではなく「選ばれる」こと。
どうしたらお相手が気持ちよくこの時間を過ごしてくれるのか、相手の立場に立ち、想像力を働かせながら時間を共有できる人こそが「選ばれる人」になるのではないでしょうか。
彼女のように、自分を変えない人生は勿体ないと思いませんか?
まずは自分に変えられることは何か、考えることから始めれば、意外に良い方向に転がったりするものです。
そう、人はいつだって良い方向に変えることができます。
もちろん、ひとりでは難しいかもしれませんが、結婚相談所ではあなたひとりではありません。
私と一緒に、活動を始めてみませんか?
お見合いからの平均交際率 35%(2022年 IBJデータ参照)
↓
交際成立の条件は、ふたりが交際希望を出すこと。
つまり1人当たりの交際希望率=35%×2→70%
↓
1人当たりの交際お断り率=100%-70%→30%