婚活本ができるまで|vol.1 ― ある会員様との出会い
- sunmarry0909
- 7月18日
- 読了時間: 3分
更新日:8月22日

◆「蜂巣さん、本を書きませんか?」
これまで何度か、そんなお声をいただくことがありました。
正直、なかなかその気になれず、いつも「今は忙しくて…」と先延ばしにしてきました。
そんな私の背中を、ある日そっと押してくれたのが——
一人の女性会員様との出会いでした。
その方は30代後半。
彼女はもともと高卒で社会人になったそう。
その後、夢だったお仕事に就くために社会人として働きながら通信の大学で学び直し、必要な資格とスキルを身につけて、今では希望の職種で正社員として働いていらっしゃいます。
「すごいですね」
とお声がけしたら、彼女はサラッと、
「いえいえ、やりたかっただけなんです」
と笑っていました。

年齢や環境を言い訳にせず、自分の願いを叶えるために淡々と行動してきた彼女。
仕事を続けながら通信大学を卒業するなんて、きっと簡単な道のりではなかったはずです。
けれど彼女は「やりたい」という気持ちに正直に、一歩ずつ歩んできた。
その潔さと行動力に、私は自分の姿勢を見直さずにはいられませんでした。
◆誰かの幸せのためにできること
会員様との対話の中で、よくいただく言葉があります。
「蜂巣さんに会うと、不思議と前向きになれるんです」
「ブログやアドバイスが、ただのテクニックじゃなくて“本質”なんですよね」
「蜂巣さんに言われた通りにしたら、本当にうまくいきました!」
そんな声をいただくたびに、私は「人の背中をそっと押すこと」が自分の役割なのかもしれないと感じます。
実際、ありがたいことに、サンマリー東京は成婚率70%以上という結果を出し続けており、会員様の在籍期間も平均6.4ヶ月とスピーディー。
業界内でも注目いただくことが増えました。
けれど、それは決して数字だけの話ではありません。
大切なのは、その一人ひとりの人生に、心から向き合ってきた日々の積み重ねです。
だからこそ私は、この婚活という“人生の節目”に関わることの責任を強く感じています。
◆書くという挑戦と、これからの記録
「私も、やってみよう」
婚活サポートの現場では日々多くの出会いがあり、そこには数えきれないほどのドラマがあります。
心が折れそうになりながらも頑張っている方、
彼と別れて泣きながら相談してくださる方、
そして一緒に喜びを分かち合える瞬間——
この仕事をするほどに、「結婚っていいな」をもっと知っていただき、一歩を踏み出してほしい。
勇気を与え、ノウハウを伝え、最後に笑ってもらいたい。
今まで培ってきた経験を、ただ私の中にとどめておくのではなく、言葉として残すことにも意味があるのではないかと感じたのです。
もちろん、本を書くなんてはじめてなので、想像しない苦難もあるでしょう。
書いても、誰も読んでくれないかもしれない。
低い評価をされてしまうかもしれない。
でも、それでもやってみたいと思えるのは、
この挑戦がきっと私自身の成長につながると信じているからです。
このブログでは、「婚活本ができるまで」の記録を、リアルに、正直に綴っていきます。
嬉しいことも、つまずいたことも、しくじったことも、包み隠さずお伝えするつもりです。
この挑戦が誰かの心に小さな火を灯せたら。
それが、私の願いです。
このブログをシリーズ化することで、私も「夢から逃げない覚悟」を持てそうです。
途中で挫折してしまうかもしれないけれど、それもきっと成長の糧になるはず。
……よし、がんばろうっと。
【この記事を書いた人】

蜂巣直子(Naoko Hachisu)/サンマリー東京 代表カウンセラー
上級心理カウンセラー。離婚・再婚を経て、2019年にIBJ正規加盟の結婚相談所「サンマリー東京」を設立。
今は夫との晩酌とお散歩デートが何よりの癒しです。


