婚活本ができるまで|vol.2― 誰かの背中を押したい、その想いに共鳴して
- sunmarry0909
- 8月22日
- 読了時間: 3分

◆婚活本プロジェクト、いよいよスタート
会員様の熱い想いに刺激を受けて、「私も、誰かの婚活のためにそっと背中を押せる一冊をつくりたい」。
そんな想いから、出版プロジェクトが本格的に動きはじめました。
最初の一歩は「自治体の補助金申請」。
書籍制作にはどうしても費用がかかるため、できる限り支援制度を活用しようと決めたのです。
(お金って大事!)
補助金申請のため、中小企業診断士の方と面談をすることになり、私は少し緊張しながらその日を迎えました。
◆婚活支援でつながった偶然のご縁
面談場所は、区役所の最上階にある経営支援ブース。
中小企業診断士の男性が、笑顔で出迎えてくださいました。
「はじめまして」。事務的で少しかしこまったやり取りになるのかな…と思っていたのですが、その面談はとても温かく、印象深いものになりました。
というのも、彼は冒頭から「お話を聞くことを楽しみにしていました」と迎えてくださり、さらに「婚活支援、素敵なお仕事ですね!」と声をかけてくださったのです。
実はその男性ご自身も離婚を経験されており、再婚をきっかけに「自分と同じような境遇の方にも、もう一度幸せをつかんでほしい」と感じたそう。
そして、婚活支援イベントを自ら立ち上げ、これまでに数十人規模の飲み会や登山、花見会などを一人で企画・運営されていたというのです。
「大変なわりに結果が出ないので、今はもうやっていないんですけどね」
と笑って話されていましたが、その行動力と誰かを想う姿勢に、私は深く胸を打たれました。
◆「あなたの仕事は、日本に絶対必要です」
面談の最後に、こんな言葉をいただきました。
「仲人のお仕事は、日本に絶対必要な、尊いお仕事だと思います。ぜひ出版してください。応援しています。」
その一言に、胸がじんわりと熱くなりました。
これまで「誰かの人生を変えるきっかけになれば」と願って行動してきた私自身が、
この日は逆に、誰かに強く背中を押されたような気がしたのです。
ひとりで頑張っていても、きっと誰かは見てくれているんだな。
そんな気持ちになれた、忘れられない出会いでした。
◆2冊の婚活本に込める願い
今回出版するのは、〝男性向け〟〝女性向け〟の2冊。
それぞれの視点から、婚活のリアルと希望を描く予定です。
のべ3,000人以上のご縁を見届けてきた仲人として、
また心理カウンセラーとして、人の心の奥にある想いや不安と向き合ってきた経験をもとに──
理想と現実の狭間で悩み、立ち止まるすべての方へ、
「あなたの未来は、ここから変えられる」
そんなメッセージを込めて、お届けしたいと思っています。
この出版プロジェクトの舞台裏や気づきは、今後も少しずつご紹介していきます。
しくじりもあるかもしれませんが、それも含めての挑戦です。
どうか温かく見守っていただけたら嬉しいです。
このプロジェクトが始まるきっかけとなったエピソードはこちらから
婚活カウンセラーとしての無料相談も、随時受付中です。
【この記事を書いた人】

蜂巣直子(Naoko Hachisu)/サンマリー東京 代表カウンセラー
上級心理カウンセラー。離婚・再婚を経て、2019年にIBJ正規加盟の結婚相談所「サンマリー東京」を設立。
今は夫との晩酌とお散歩デートが何よりの癒しです。


